二月のはじまり
大学の図書館。レポートの続きを書きながら、窓の外をぼんやり眺めていた。今日はなんとなく、特別な日になる気がしている。
あの人は、覚えていてくれているだろうか。約束した「いつもの場所」が、まだ続いていますように。
帰り道に、好きな紅茶を一袋だけ買って帰った。香りで部屋が少しだけ春になる。
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合言葉が違うようです。
※ 親しい人にだけ伝えた、4桁の数字。
sumi's notebook
あの日の続きを、ここに少しずつ。
大学の図書館。レポートの続きを書きながら、窓の外をぼんやり眺めていた。今日はなんとなく、特別な日になる気がしている。
あの人は、覚えていてくれているだろうか。約束した「いつもの場所」が、まだ続いていますように。
帰り道に、好きな紅茶を一袋だけ買って帰った。香りで部屋が少しだけ春になる。
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ゼミの帰り道、いつもの公園を通った。誰もいないベンチに、なぜか目が留まる。右から三つめ、いつも風が通り抜ける場所。
最近、同じ夢を繰り返し見ている。そのベンチに誰かが座っていて、こちらを振り向く前に目が覚めてしまう。
夢の輪郭は朝になると薄れていくのに、座っていた人の気配だけが、はっきり残っている。
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今年もあと数時間。インスタントのコーヒーを淹れて、お気に入りのプレイリストを小さな音で流している。
願いごとは胸のなかに。ひとつだけ、ここに書いておこうと思う。
——「来年も、同じ場所で会えますように」。
窓の外の雪が、街の音をぜんぶ吸い込んでいくみたいで、すこし泣きたくなった。
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